=36期研究員向けのメールから=
小山です。
最終発表会実施できなかったこと大変残念に思っています。
特に研究コースは多くの子達が1年かけて進めてきた研究の
発表の場でしたので、僕としても本当に悔やまれます。
今、リーダーが書いてくれたを整理しています。
また修了証の送付なども準備進めております。
ふと来期はこんなことに挑戦できたらな~
なんて思うことがいくつかあるのであらかじめシェアしておきます。
(私の個人的な思いなのですが。。。)
①2足歩行のサッカーロボット作り
昨年、今年と2足歩行のロボット作りに挑戦してくれた研究員がいました。
ロボット作りの中では高い難易度だと思いますが、
ASIMOの研究などロマンのあるテーマだなと思っています。
来期はそれをもう少し推し進めて、2足歩行でサッカーロボットを作りたいです。
このロボットをベースにします。
こちらはオープンソースなのでデータを入手して
サッカーができるように改造していきます。
目指すのはロボカップジュニアサッカーオープンのリーグです。
https://www.youtube.com/watch?v=pSdK5sW03JY
ん何をしているかというと、画像認識でオレンジのボールとゴールを見つけて
サッカーをしています。これを2足歩行でやりたいです。
画像認識はSTEM Duに取り付けて使うことのできるカメラを使います。(これは技術的にそこまで難しくありません。)
上の2足歩行ロボットにカメラとSTEM Duを載せられるようにデザインを改造して、サッカーができるようなプログラムを書きます。
これでは動画のロボットに勝てないという話もあるのですが、
ロボカップという大会の趣旨を考えると
2足歩行ロボットで挑戦する方が本質的だと思っています。
ここら辺は新しい挑戦です。
②農業ロボット作り
昨年はロボみらの庭ということで大きくでてしまいうまくいきませんでした。
(普段なかなかしない自然体験ができたり、自然の脅威みたいなものを肌で感じられたのでそれはそれでいい経験でしたが)
なので、今年はもう少しスモールサイズからスタートしたいと思っています。
・ロボットで管理することのできる鉢植えくらいから作ってみる。
・うまくいったらシェア農園くらいの規模のところで野菜を作ってみる
くらいの規模感を考えています。
まずSTEM DU(Arduino)の各種センサーとデータの取得
そのあとIOTで通信できるようにする。
という2つをミッションにしたいと思っています。
という、2つのテーマを大きく掲げて
あとは例年通り個人のテーマの研究を進めていってもらえるような活動ができればと思っています。ただあくまでいつも通り子ども達主導で、何をどこまでできるか、というところに教え込むのではなく、付き合うスタイルでやっていきたいと思います。
保護者の皆様も引き続き活動への、ご理解ご協力をお願いいたします。
少なくとも37期の開始まではしばらく時間があるので、
ぜひおうちで研究活動に挑戦してみてください。
3Dプリンターをいじってみたい場合
一番王道のソフトはこちらです。
https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/students-teachers-educators
模型とか、パーツを作るときはこっちの方が僕は使いやすいです。
上がもとのソフトで、下がそれのスクラッチ版みたいなものです。
Arduinoを使ってみたい場合
https://n.mtng.org/ele/arduino/samples/
などの情報をみながら
STEM Duを使っても大丈夫ですが、
こういうキットで電子工作の勉強をしてみても面白いと思います。
LEDが光っただけでも(Lチカ)最初はすごい楽しいです。
それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。